停電時でも使える電話
ADSLだのISDNだの、光回線だのIP電話だのと、最近の電話はどうもよくわかりません。アナログとデジタルの違いぐらいはぼんやりと理解できるんですが。
停電前にコンセントを抜いて確認したところ、わが家のFAX電話の親機はまるっきり使用不能な模様。最低限の通話機能は確保される機種もあるようですが、やっぱり安物は駄目だ。
というわけで、停電のときは普段は仕事机のオブジェと化しているこいつを使うことにします。
4号電話機。
モジュラージャック仕様に改造してあるので、差し替えるだけでOK。
もっとも、うちはプッシュ回線(注)にしているので発信はできません。受信のみ。早いとこパルス回線に契約変更しておけばよかったなあ。でもまあ、こういうときはあまりよそに電話しないからね。停電区域外の人の電話を受けられればいいや、ということで。
子供のころ、電話というのはコンセントがないのにどうして使えるんだろうと疑問に思っていた。黒電話は、電話局から電源を供給されているので、停電時でも使用できるのである。
ちなみに妻の実家はまだ黒電話が現役。停電中でも携帯を使わないで通話ができます。うちの近所、ドコモが結構混んでるもので、実家からの連絡を固定電話で受けられるのは安心だ。
実家のはこのタイプです。これは600型といって、おそらく最終期の黒電話。
4号とのデザインの違いにご注意。独特の流線型がなくなってシンプルになってます。
ちなみに3号電話ってのはほんとに古色蒼然としています。電話機のデザインの変化は結構面白いので、興味のある方は検索してみて下さい。
黒電話的に使える機種はあるのかと思って検索したら、こんなものが。
http://blog.livedoor.jp/bousai/archives/29035240.html
シンプルでいいですね。当然もう売り切れてるんでしょうけど。
関係ないけど、昔から好きなページ。何度見ても欲しくなる。
ものすごい変態度、いや創意工夫だ。
http://www.geocities.jp/ttrmkr/Elec/keitai-kurodenwa/keitai.htm
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