2010/12/31

DELL

 
出ない。(特に意味なし)


 
友人から貰った2台を含め、今まで5台のデスクトップパソコンを使ってきました。
 
 
5年ほど使ったDELLのマシーンの調子が悪くて、どうしたもんかと考えていたところ、妻がiPodを購入したんですよ。カタログを眺めているうちに、あっさり宗旨替えを決意。パソコン歴15年目にして、はじめてマッキントッシュの人となりました。

 
 
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予想はしていましたが、これはパソコン版のシトロエンですな。昔のMacよりはマイルドになってるという話ですが、ファンが多いのがわかる気がします。Mac使いの方、アドバイスよろしく。
(もう何人かの知人の顔が頭に浮かぶ)
 
 
ことしもお世話になりました。それでは。
 

 

 
 

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2009/03/08

原稿書き専用機 その後


外出先で原稿を書く道具として導入した往年のモバイルツール、ドコモのシグマリオンですが、もう何というか、これがなくては仕事にならぬというほど使い倒しております。本当に便利。

購入の経緯はこちらをご覧ください。 … (1)(2)
 

このところソニーのVAIOをはじめ、超小型のノートパソコンが話題になっていますね。性能はいいんだろうけど、テキスト打ちオンリーの私には明らかにオーバースペックだし、だいたい動画が見られたりネットに手軽に接続できたりしたら、仕事にならんではないですか。

昨年末くらいから、キングジムのテキスト打ち専用機・ポメラが売れていて、生産が追いつかない状態だという。やっぱりこういうニーズはあるんだなあ。
このマシン、大きなキーボードは魅力的なものの、レビューを見る限り、使い勝手の良さはいまひとつという気がします。

わが家のシグマリオン、残念ながら愛用2年目入ってついに不具合が発生。モニタ部を支えるヒンジが破損してしまったのである。画面部分が固定できず、後ろにパタンと倒れてしまう。

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なんでも、これはユーザーの多くが経験するトラブルらしく、ヒンジ部分の材質が悪いのが原因だという。注意して使っていたのだが、チビ太郎が床にぶん投げたショックで壊れてしまったのでした。仕事モノは幼児の手の届くところに置いてはいけません。
モニタの後ろにモノを置いておけば問題なく使えるのだけれど、できれば直したい。修理方法をネット上で公開している方々がいるので、それを参考に自分で修理することにした。

でも、なんだか分解中に壊しそうで怖いんで、修理の失敗に備えて、
 
 


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2号機を購入いたしました。

 
オークションで5000円。
これだけ安いと、いくつか予備を置いておきたくなる。

1号機の各種データとエディタソフト、電子辞書起動プログラムをすべてコピーし、まったく同じマシンに仕上げています。さすがに本体への保存だけだと不安が残るので、書いた原稿は必ずCFカードに移し、たえず家のパソコンにコピーしている。
10年前の機材ながら、2GBくらいのCFは平気で使えます。 
 
 
当初は壁紙まで同じにして喜んでいたが、東京オリンピック競技場シリーズということで(とくに意味なし)、2号機は駒沢体育館にしてみました。

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3号機を買ったら日本武道館にする予定。さて4号機はどうしようか。


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2008/02/05

原稿書き専用機導入 その2

 
前回に続き、シグマリオンの話を。

この機材、NTTドコモの商品ということになっていたが、実は日本電気のOEM生産品。NECの技術者が開発したモバイルギアという商品が原型である。最初の製品が発売されたのが2000年で、有名なアタッシュケースメーカーの意匠を取り入れて話題となった。以後改良を重ね、2003年に登場した3代目から新しいデザインに変わっている。私の購入したのは2代目のモデル。

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残念ながら、金属製ではありません。
結構ちゃっちいです。
(使っているうちにたいてい蝶番が壊れ、モニタがバタンと倒れるそうな)

悪いデザインではないが、Designed by ZERO HALLIBURTON とでっかく入れてしまうところがカッコ悪いよなあ。まあそのへんは好みの問題ですが。
ちなみに、シグマリオンを入れるゼロハリの金属製トランクも販売されていました。これに入れて持ち歩く人はあまりいないだろうよ、というような商品で、何だかお菓子を入れて売っているペコちゃんのトランクみたいでした。小さくて可愛かったけど。

このマシンが非常にありがたいのは、図書館で活用できることなんですね。地元図書館の資料閲覧室は、ノートパソコン持ち込み可のブースがあるものの、資料を開きながら入力するには、テーブルが少々狭いのだ。
キータッチの音がほとんどしないのも大きな利点で、さらにこのマシン、
 

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乾電池でも動くのだ。
(このアダプターは純正品ではないが、問題なく動作している模様)

バッテリーの不安も何とかなりそう。


 
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画面にタップするためのスタイラスペン。
本体に格納するスティックなのだが、細くて少々使いづらい。

 
何か代用品がないかと考えて、

 
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これを使うことにしました。

 
以前紹介したことがあるプラチナのロングセラー、ソフトペンです。この文房具は愛好者が多く、私のブログの検索ワードでいつもトップなんですね。ペン先を未使用のものに交換してタップしてみたら、使いやすいのなんの。当分シグマリオン用にしよう。

 
10年近く前の電子機器にお金をかけるのはどうかと思ったが、十二分に満足しております。壊れたら、おそらくまた同じものを買うと思う。


さて、『荷風!』(日本文芸社) 最新号が発売になっています。私の連載・東京建物探訪記も、おかげさまで10回目となりました。
 
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今回は池袋界隈の特集です。池袋という街は、80年代にパンクのライブでしばしば訪れた豊島公会堂以外は正直言ってよく分からず、なかなか新鮮な取材行でありました。書店にありましたらぜひお買い求めください。

 

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2008/02/03

原稿書き専用機導入 その1

 
ノートパソコン持参で喫茶店やファミレスに行き、原稿を書くことが多い。

愛用の馬鹿重いノートパソコンは西暦2000年製で、CDーROMがオシャカになったウィンドウズ98モデルである。完全にテキスト打ち専用機となっていて、ここ数年、そのほかの用途にはまったく使っていない。
購入してから2回ほどバッテリーを交換しているが、またもや劣化がひどくなった。動作時間が短くなるのは仕方がないけれど、充電80%だったのが突然2%まで落ち、電源が切れるのには頭を抱えた。ありがちな話だが、調子よく筆が進んでいるときに限って、内容を保存するのを忘れるのだ。

6万も出せば安いノートパソコンが買えてしまうご時勢に、バッテリーだけ購入すると2万円ぐらいする。カメラ量販店で尋ねたら、在庫はとうの昔になくなっていて、メーカー在庫があるかどうかは分からないという。

パソコン本体を買い替えようかと悩んだが、現行のノートパソコンについている機能のほとんどは、私には必要がないことに気がついた。メールのやりとり、写真の整理や加工、ネットの検索などは家のパソコンを使うし、外出先で書いた原稿は必ず持ち帰って推敲するので、出先からメールで送稿することはない。取材先での調べ物などは、たいてい携帯だけで用が足りてしまうのである。

1 ある程度の大きさのキーボードがついていて、楽に文章が入力できること。
2 何らかの手段で、家のパソコンにデータを移せること。
3 安くて小型軽量なこと。

この条件だけを満たすマシンって、あるようでないんですね。

その昔、携帯電話につないでメールを打つための小さなキーボードというのがあった。日本人の親指が妙に進化したせいか、すっかり見ることがなくなってしまったが、これに小さなモニタをつけた機材を購入したことがある。


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ブラウザボードといいます。ドコモ製。
ACコードがなくなっちゃったんで
画面をお見せすることができません。

 
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小さいです。



これは意外に重宝しました。

何年か前、台風で石垣島の民宿にカンヅメになったとき、これを使って1日中雑誌の原稿を書いていた。メモリスロットなどはまったく備わっていないので、このときは完成稿をメールで自宅に送っている。
キーボードのピッチが狭くて打ちづらいことが難点だったが(肩がこって参った)、なにしろ3000円だか4000円で投げ売りされていた機材だったので、充分に満足した。ネットにもつなげることができたけれど、こちらはオマケ程度の性能でした。

当時ドコモでは、このブラウザボードの上位機種のようなマシンを販売していた。シグマリオンというハンドヘルドPC(懐かしい言葉だ)である。携帯につなぐかカードを入れるかして使用するモバイルツールだが、簡易版のワードとエクセルが入っている。キーボードもまあ使えるかな、というピッチを確保していて、ちょっと心が動いたけれど、購入にはいたらなかった。

このマシン、前述の使用条件にぴったり適合するんですよね。


いろいろ考えましたが、いまさらながら購入いたしました。

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SigmarionⅡ(2001年発売)


次回に続きます。


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