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2010/09/19

駅員さんありがとう


まだ暑さが残る9月のある日のこと。

 
べんべんべんべんと、芝刈り機のような音をたてるべスパに乗って、2サイクルエンジンの白煙をあげながら近所の小さな駅へ行きました。みどりの窓口前の小さなテーブルで、申込書に記入します。

「あのう、すいませんけど」

「はいはい」

「10時になったらですね、この席を調べてもらえませんか?」

申込用紙を見る駅員さんの眉間に、皺が浮かびます。

「うーん、ははは。難しいなあ。やってみますね」

「お願いします」

 
べんべらべんべんと近所のコーヒーショップへ。駐車場で遊んでいた子供たちに、ぐぁ、ぐぁ、と警笛を鳴らして笑わせてから店内へ入り、ひと休み。 

9時55分。再び駅へと向かいました。目の前で待っているのも嫌だから、駅前の売店の横からこっそり窓口をのぞきこみました。まるで父子の特訓を見守る星飛雄馬のお姉さんのようであります。

 
で、券を頼んだ駅員さんが、端末の前に座っていたんですけどね。

なんと、ほかの駅員さんが全員まわりに集まっているじゃあないですか。時刻表や、約款みたいな冊子をめくりながら、難しい顔でモニタをのぞき込んでる人もいます。ありゃりゃ、何だか大げさなことになっちゃってる。

10時になりました。時計をにらんでいた端末前の駅員さんの右手が、ポンとキーを叩きます。モニタに顔を近づける駅員の皆さん。

全員が、おう、というような表情を見せました。

 
他のお客さんがいなくて助かった。「取れました。取れましたよ」 と言う駅員さんに礼をいい、短パンのポケットにチケットを入れて、念入りにフラップのぼたんを締めて、上から2度3度、ぽんぽんと叩いて確認してから、べんべんべんと家をめざしました。
  
 

 
Dscn2086
 
 
取材がてら、親子3人で乗ってきます。この列車ももう長くないからね。


 
 

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「旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

実家が福島、大学が函館だったので、北斗星よく利用してました。
午前0時函館発、朝7時福島着で、目覚めたら7時、福島駅前に停まっていたのです!
猛ダッシュで浴衣を着替え、荷物を鞄に詰め込んでギリギリでホームに走り出たのが思い出です。

投稿: あがすはやだ | 2010/09/19 01:33

あがすさま

そうか、あがすさん学校が函館ですもんね。

>猛ダッシュで浴衣を着替え、

うわあ、きっついなあ(笑)。


投稿: | 2010/09/21 22:49

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9月も後半になって随分涼しくなってきました。小顔のために頑張っているウォーキングもこれからが本番。とても張り切っています。 でも、、、 [続きを読む]

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