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2010/08/23

中央線の夏

 
こんなチラシが駅にあったので、貰ってきました。

 
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しかしもう、何でも商売になっちゃうんだなあ。
車両を解体する工場のある、長野までの廃車回送列車にも客を乗せて、ツアーに仕立てたらしい。ファンの人は思い出になるんだろうが、えげつないというか何というか。
 
 
中央線沿線に40年住んでいるので、橙色の電車がなくなるのはちょっと残念であります。この車両にはじめて乗ったのは高校に入った年だったかな。仲間内で「新車」とか「前が黒いやつ」とか呼んでいたのが懐かしい。

ちなみにこのクルマの前も、その前も橙色の車両だった。子供の頃だったし、実はそっちのほうが思い出に残っていたりします。 
 

昔は中央線もクーラーがついておらず、夏は窓をみんな開けて走っていた。窓は2段になっていて、下の窓を半分上げて上窓を最後まで上げると、空気が入れ替わって具合がよかったようだ。
(どうも説明しずらい。知っている人はすぐ分かると思いますが)
最近の電車ではまず見られないが、窓をぜんぶ開けることもできた。えらく開放的だったけれど、子供が面白がってガチャガチャと全開すると(今考えると、あれは結構危なかった)、たいてい周りの席に座っている大人に怒られた。ふきこむ風がものすごく、髪の毛がぐちゃぐちゃになってしまうのである。

 
三鷹の駅で特別快速に乗り換えると、まだ数少ないクーラーつきの新車がやってくることがありました。
 
これがなかなか難しいんですよ。最初のころは冷房車が少なかったので、あくまで「可能性」 なんですな。特別快速は混むので、快速電車でせっかく座れていても、三鷹で降りて乗り換えると、たいてい立つことになってしまうのだ。
運よく冷房車が来ればいいんだけど、ホームで待っているところに、熱風とともに窓を開けた電車がやってくると、そりゃもうガッカリしたものです。
 
昔のエアコンというのは微妙な調節がきかなかったのか、何かこう、車内が暴力的な涼しさだったような気がする。クーラーつけた上で扇風機をぶんぶん回してたしね。ちなみに、クーラーつきの電車は運転席の窓が小さくて、窓の下に銀色の線が入っていたので、ホームの先頭に並ぶことができると、近づいてくる電車の正面を見ると分かる。家族で出かけるときは、「冷房車がくるよ!」 などと親に報告するのが、私の仕事になっていた。子どもって、こういうつまらんことを一生懸命やるんだよね。

取り付け工事が間に合わなかったのか、山手線などでは、運転席のある一番前と後の車両だけクーラーがついてるという詐欺的電車も走っていて、今考えるとなかなか面白い時代でした。

 
何にしても、近年ほど暑くはなかったよなあ。昔の夏は。
 
 
 

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