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2009/04/08

丸ポストの話

 
近所に住んでいる母親から、焼きビビンバをつくっているから持っていきなさいとの電話。行ってみると、横川名物・峠の釜めしの素焼きの器を火にかけている。この容器はご飯も炊けるし、いろいろ使えて面白い。あつあつの焼きビビンバを2つ、「北朝鮮ミサイル発射」 のヘッドラインがおどる古新聞につつんで、あち、あち、と呟きながら家へ持ち帰る。

 
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「大人の遠足マガジン」(JTBパブリッシング)2009年春号が発売中です。連載・古道探索は、水戸街道の稲吉宿を訪ねました。すばらしい屋敷町でした。

今号は特集ページの最後に「街角再見」 というコラムも書いています。旅先で見かける道端の石碑や看板、仏像などを取り上げて解説したものです。
ご存知・丸ポストも取り上げてみました。厚ぼったくペンキが塗られた、鋳物製の古い郵便ポスト。実はあれ、もう圧倒的に少数派なんですね。昔からファンは多いですが、最近は自分のサイトで写真をアップしたり、所在地のデータベースを作成している方々もいるようです。

ただ、今回誌面で取り上げるにあたって、ちょっと考えてしまったことがあった。このポスト、今でも近所にある人にとっては珍しくも何ともないんだよね。だって、何十年も見慣れているんだから。あんまり懐かしい懐かしいと謳うのもどうかと思いまして、今回は歴史的記述にとどめました。
 
私が住んでいる東京都小平市には、30あまりの丸ポストが残っている。何でもこれは都内で最大の数だそうです。小平市はこれらを町おこしの一環として活用し、「丸ポストマップ」なんぞを配布している。
投入口が小さく、容量も少ない丸ポストは郵便屋さん泣かせであり、どんどん四角いポストに取替えられてしまいました。小平市も10年ほど前までは、もっと残っていたんですけどね。

 
Dsc_0149
 
わが家の近くの丸ポストです。とある一軒家の角に置かれているが、お住まいの方が自分の家の置き物のように大切にしていて、まわりを一年中草花で飾っている。可愛らしい。

 
来月、このお宅の近所に引っ越すことになりました。バス停への行き帰りには、このポストの横を通る。今から楽しみである。
 
 

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