ありがとう、さようなら
今日は悲しいニュースです。
9年間乗ったわが愛車、濃紺のシトロエンBX19TZIがついに壊れました。
BX乗りの誰もが恐れるオートマチックの故障。AT換装、あるいはマニュアルミッションへの積み替えという荒技もあるのですが、17年落ち、12万kmという走行距離と、費用対効果を考えて手放すことを決心しました。
あんまり愚痴はいいたくないが、どうせ壊れるならあと3ヶ月ばかり早ければよかったんだよね。年末に車検を通して、マフラーとバッテリーを交換し、御丁寧にタイヤも4本新調したところだったのである。
まあ車齢を考えると、日常乗りの車としてはこれが最後の車検かな、という気はしておりました。手をかけてはきたけれど、そろそろ故障が続出しそうな予兆はあったのだ。安全深度を越えた潜水艦内のあちこちで、海水が噴出しはじめるようなものである。
引越しを控えて、あまり車に手間と時間をかける時間はない。残念ながら、非常に残念ながら、世話になっている修理工場の社長に、トヨタの中古車オークションで手頃なクルマを手配してもらうことにしました。国産車いちども買ったことないから、良し悪しが全然わからないよ。
思えば24歳のときに茶黒のシトロエン2CV6チャールストンを購入して以来、2CVに13年、ボビンメータのCX25GTI・シリーズⅠに2年、BXに9年と、冥府魔道のオートモビルズ・シトロエン街道をひたすら驀進してまいりましたが、ついに長いお別れのときがやってきたようであります。
ありがとう、シトロエン!
さようなら、楽しかったフランス車との日々!
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