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2009/04/10

卒業式


〆切り日になっても原稿が進まず、頭がどうにもこうにも働かなくなって、かといってぼんやりしていると寝てしまうので、気分転換に日記を書きます。3月末のある日のこと。


「ここで学んだことを、ぜひ忘れないでいてほしいと思います」
 
「何事も感謝の気持ちが大切です。家を出るときは、お母さん、ありがとうの一言を」

「お爺ちゃんお婆ちゃんはお元気でしょうか。みなさんにぜひ知っておいて欲しいことがあります。いいからそこに座っていてね。この一言がお爺ちゃん、お婆ちゃんをどれだけ傷つけることか。親切で言われても、お年寄りの方々は思うんです。ああ、私はもう役立たずなのか、と」

卒業生は、先生の熱弁を静かに聞いています。もちろん私も謹聴しています。身振り手振りをまじえたお話は、30分を過ぎても終わることがありません。

「卒業おめでとうございます。社会人として、これからも交通安全にだけは心を配ってくださいね。それでは卒業証明書をお配りします。名前をよばれた方、こちらへ」


通勤用のオートバイの免許を取るために、この1月ばかり近所の教習所に通っておりました。知人から125CCのバイクを譲ってもらうことになったのですが、私は単車の免許をもっていないのでした。20年ぶりに自動車教習所の門をくぐり、男らしく(意味なし)小型限定免許を取得いたしました。
(大きいバイクはもう乗ることはないだろうと、あえて中免にしなかった。費用は大して変わらないのだが)

毎回、プロテクターと肘あて・膝あてを装着して二輪待合室で教習を待つんだけど、いやもう、まわりはみんな平成生まれですよ。同年代の人はほとんどいなかったな。
 
それから、よく考えれば当たり前ですが、教習所というのは、生徒用の駐車スペースってあまりないんですね。職員用の駐車場にクルマを駐めさせてもらい、朝一番の教習のときは教官の人に挨拶をしてクルマ談義になったりして、なかなか面白かったです。 
 
卒業前にアンケート用紙が配られ、教習の教え方、教官の態度などについていろいろ質問があった。教え方は簡潔で分かりやすく、みなさん人柄もよかったのでまったく不満はない。最後の空欄に「お世話になりました」 と書いて提出したが、そのあとに冒頭の冗長スピーチおじさんが颯爽と登場したのである。不満はそれだけだが、アンケートに書けないじゃないか。ずるいよ。
 
 

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