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2009/02/16

いてててて


祝日に取材で静岡に行ってきました。

早朝からの撮影のため、久しぶりに高速バスを予約した。23時50分発なので、夕食を終えて子供と風呂に入ってから東京駅へ。静岡着は午前5時前である。距離のわりには意外と時間がかかるなあと思ったら、途中で2時間ほど休憩タイムがあるんだね。
 
夜行バスで寝ると必ずノドを痛めて体調を崩すので、今回はのど飴やお茶のほかに、濡れマスクなるものを購入しました。マスクのガーゼにポケットが2つついていて、そこに濡れたフェルトを入れるしくみである。単純だが、これは実に効果がありました。ノドの弱い方はぜひお試しください。

20090211042959_3
2階建てバスは、1階席がおすすめ。
天井は低いですが、荷物を置くスペースに余裕があります。

 
午前中に必要な撮影を終えたので、金谷まで足を伸ばして大井川を見に行った。かつて東海道最大の難所だった場所である。上流の発電所などで水を使いすぎ、以前来たときは悲しくなるほど水量が少なかったけれど、今回はわりと流れがありました。土手から見下ろしたところ、水深が1mほどありそう。

すっかり嬉しくなって、「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬうー」 などと小唄を口ずさみながら土手の石組みを下っていたら、まんまと足を踏み外した。バランスを崩して、どどどどど、と勢いよく斜面をかけ降りる。

この季節に川面にダイビングは嫌だ。あわてて右手をみると、1mちょっと先の水面に、日本河川の名物・コンクリート護岸ブロックが顔を出しているではありませんか。仕方ないから、えいや、とジャンプする。
 
上半身はかろうじてブロックに届いた。両手をついて体を支えようとしたが、ああ何ということか、左手には先日買ったばかりの機材、ニコンD300(レンズ込み廿萬円超・カード引落しは来月4日) があったのだ。あわてて手首を返し、水流で削られて鋼のヤスリのようになったコンクリートに左手小指の付け根をずずず、とすりながら着地する。

い、痛えよ。

 
経験のある方はお分かりでしょう。この手のスリ傷の痛みは格別である。

私はブロックの上にひざまずき、おう、おうと呟きながら、傷ついた左手を青空へと伸ばした。目には涙がにじみ、まるで主に問いかける山上のイエスのような格好だ。もちろん誰も感動してくれる者などおらず、河原でススキを刈っていた爺さんが訝しげにこちらを見ているだけである。

右手のほうはどうやら打撲したようで、鈍痛がゆっくりと二の腕までひろがってきた。左腕を真っ赤に流れる僕の血潮。ぐぐぐ、痛い。手のひらを太陽に透かしてみるまでもない。
 
いつまでもうーうー言ってても仕方がないから、痛みをこらえて大井川のスナップを1枚、2枚。
 
 
Dsc_1219_2
 
どうやらカメラは無事の模様である。
しかし全然楽しくないぞ。もう。

 
さて、帰宅後もまだ苦痛は続いております。そして面白いことに気がつきました。
 
手の甲、左手小指の付け根を傷つけたんですが、この部分って、日常生活で絶えずいろんなモノに触れたり、ぶつけたりしてるんですね。ふだんは気づかないだけで。
私は利き手が左なので、何をするのも必ず左手が先に出ます。マグカップや茶碗をテーブルに置くとき、上着を脱ぎ着するとき、ポケットからの手の出し入れのとき、引出しから物を出すとき、クルマのハンドルを握っているとき(膝頭に触れるのだ)など、しょっちゅう何かに触ってしまうんですよ。掃除機をかけるときや片付けのときにはあちこちにぶつけるし、そのたびにもうピリピリと痛むこと痛むこと。

皆様、つまらないケガには注意いたしましょう。
 

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