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2008/08/25

歯をなおす

 
この夏はひさしぶりに歯医者に通っています。

近所に開院したばかりの新しい歯科医で、先生は30代半ばぐらいだろうか。この人のお父さんはやはり近所で内科医を、お母さんは小児科医をやっていて、母と息子がそれぞれお世話になっています。

どうやらあんまり虫歯にならない体質のようでして、検診はしているものの、歯を削ったり埋めたりという、いわゆる虫歯の治療は10年ぶりくらいである。その前は浪人か大学生の頃だったような。
しかし最近の歯科治療はすごいですね。いきなり頭のまわりをぐるぐる回るSFチックなマシーンでレントゲンを撮られるわ、モニタを見ながら丁寧に解説されるわ、昔ながらの治療法を続けているジイさん先生の病院しか行ったことがなかったもので、新鮮な驚きでありました。妻に言わせれば、そんなの今どき珍しくもないそうですが。
 
『マラソンマン』(1976)というダスティン・ホフマン主演の映画があった。ニューヨークを舞台にしたナチ残党モノのサスペンスで、ローレンス・オリビエ卿が「死の医師」 メンゲレあたりをモデルにした人物を怪演している。ナチお抱えの医者が、戦後国外に逃亡して歯科医に身をやつしているという設定である。あまりいい出来とは思えなかったが、ユダヤ人街の宝石店の描写などで息を呑む場面がいくつかあった。

でも、ネット上でこの作品のレビューを見ると、主人公が被害にあう『歯医者の拷問シーン』 について語っている人ばかりなんだな。もう音を聞いてるだけでも嫌だと。歯の治療がトラウマになっている人は多いんですね(注)

私はそのへんがあんまり分からないのです。虫歯をそれほど悪化させたことがないせいか、あるいは鈍感なのか、削られてもそれほど痛いと思ったことはない。だから、くだんのシーンも別にショックを受けませんでした。ふーん、てなもんで。もちろん楽しくはないですけれどね。子どもの頃、あまり歯医者に通うという経験がなかったからかな。

虫歯にならないと過信していると、年をとってからえらい目にあう人が多いらしい。注意せねば。

 
 
注… 昔、アメリカのあるカルト集団がアジトに籠城し、集団自殺する事件があった。警察がまわりを包囲していたのだが、彼らはアジトのまわりに大量のスピーカーを並べ、警官隊にさまざまな騒音を大音響で浴びせて対抗したらしい。警官隊を最も悩ませ、ノイローゼ寸前にしたのが、歯の治療の音だったという。
 
 
Dsc_0492
 
 


 

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