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2008/08/04

定期検診

 
「あ、あのう、そろそろ全部飲んでいただけませんか」

腰に手をあて、目の前のX線透過装置を肴にちびりちびりとバリウムを呑んでいた私に、若い看護師が声をかけてきた。なんだよ、さっきはゆっくり飲んでくださいって言ってたじゃないの。

早起きして、府中にあるがん検診センターへ行った。年1回の職場検診である。しかし消化器検診って、以前と比べると飲むバリウムの量が減りましたね。むかしはどんぶり一杯くらい流し込んでいたような気がするが。

機械の上でぐるりぐるりと回転させられ、ようやく放免された。帰りのバスまで時間があったので、隣接する都立病院をのぞきにいく。

本館のエレベーターから妊婦さんがひとりふたり降りてくる。懐かしい。昨年5月、ここの産科で息子が誕生したのでした。退院まで毎日車で通ったんだよな。懐かしさのあまり産科のフロアを見に行きたくなったが、身元不明の男がひとりで産科病棟をうろつき、ガラス越しに新生児を眺めてニヤニヤしていたら即通報である。

深夜の分娩に立会ったあと、病棟を出て見上げた朝焼けの美しさは忘れられない。ベンチに腰かけ、ぼんやりとした頭で、デジカメで撮影したばかりの妻と子供の写真を、そして看護師に撮ってもらったはじめての親子三人の写真をいつまでも眺めていた。


写真送りのボタンと間違えて、画像削除のボタンを押し続けていたことに気づいたときには悲鳴をあげたけどね。



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