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2007/01/07

風林火山

NHK大河ドラマの第一回目を見ました。

いやあ、内野聖陽はうまいや。
 
やはり主役を安心して見ていられるというのは大きい。さすが文学座のプリンスですね。役者個人を意識せずにドラマを楽しんだのは久しぶりで、前作の上川隆也の大根っぷり(キャラクターに合致しており、決して嫌いではないのだが) と比較すると雲泥の差であった。
物語がホームドラマに堕しておらず、戦国時代らしく殺伐としているのもいい。武田の家臣を演じる寺島進の贅沢な使い方も楽しかったが、内野の相方の百姓娘を演じた女の子(貫地谷しほり) にも感心した。スウィング・ガールズに出ていた人らしいですね。

信玄の父を演じる仲代達矢の衰えが痛々しい。年をとったなあ。
この人のパターン化された演技は昔からで、それはそれで面白いのだけれど、共演している年上の加藤武のほうが力強く生き生きしてるんだよね。同じ黒澤組だった人なのに。
しかし加藤武って人もたいした人です。80歳近いのに、いまだに滑舌がいいの。『椿三十郎』『悪い奴ほどよく眠る』 で重要な役を演じたのはもう50年前ですよ。リメイクの『犬神家の一族』 に前作と同じ警察署長役で出演しているのも、考えてみればすごい話である。また「よし、分かった!」 とかいってるんでしょうね。

有薗芳記が出ているのもうれしかった。第三エロチカの頃から好きな俳優さんだが、崔洋一の『月はどっちに出ている』(1993) での演技をご記憶の方が多いのではないだろうか。よく通る甲高い声は健在でした。個人的には『逆噴射家族』(1984) での浪人生の印象が強い。大きな声では言えないが、先日の渋谷の殺人事件の犯人を思い出してしまう風貌で、それはインパクトがあったものです。

男っぽいドラマになるといいんですがね。今後に期待します。

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