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2006/09/01

防災の日に思う

小中学校のとき、理科の実験というのがありました。

薬品を暖めたり、リトマス試験紙にひたしてみたりと、さまざまなことをやっていたのだが、実際のところそれが何を意味したのかさっぱり思い出せない。面白かったけどね。
薬品を加熱するとき、ガスバーナーやアルコールランプを使った。五徳をおき、上に金網を置いてから三角フラスコを置くのである。金網の真ん中にはフラスコを乗せるコースターのような場所があって、ここをこすると白い粉が指先についた。両手ではさんでパンパンと叩き、煙があがると喜んでいる者もいた。

あの道具、石綿金網という名前でした。アスベストだったんだよね。ああ怖い。

アスベストの害が叫ばれるようになり、公共建築を中心にあちこちで除去作業が行われている。鉄道の車両でもブレーキパッドや断熱材としてアスベストが多用されてきたそうで、古い車両は近年対応がなされているらしい。
 
全国各地でふるいSLの観光列車が走っていますね。蒸気機関車というのは動くボイラーなわけだが、内部にやはりアスベストが使用されている。鉄道ライターの友人に聞いたところ、ここ数年で除去・改造工事が進んでいるという。彼がその話をイギリス人の鉄道ファンに話したら(英国は鉄道車両の保存が盛ん)、「イギリスでも問題になったよ、もう十数年前だけど」 と笑っていたそうだ。

各地で続くアスベストの除去作業。でもねえ、まだ数十、数百万軒もの民家で使われているのだし、考えたくないが、大地震がきたら否応なしに舞い上がるわけである。あんまり神経質になるのもなんだか空しいような気もするんだよね。
 
ちなみに、石綿金網はセラミック製のものに変わり、現在は学校では使用されておりません。
 
 

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