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2006/07/01

闘志をみせるということ

近所のファミレスで夜中に原稿を書く。

壁にモニターがあり、ワールドカップの中継をやっている。ちょっとしたパブリック・ビューイングである。もっとも、客は私を含めて3組ほどで、考えてみれば贅沢な空間であった。原稿に没入していたので全然見られなかったが、なかなか盛り上がっていましたな。モニターの前を通ってコーヒーを汲みにいくのに気をつかった。

NHKのBS放送で、『そう言えばあの時このうた』 という5分ほどの番組を放送している。映画や特番の前後に流すスキマ番組なのだが、これが実に楽しいのだ。1960~70年代のニュース映像とともに、その年にヒットした歌謡曲を流すのである(洋楽版もあります)。放映時間を調べて、このところすべて録画している。
先日は1971年の巻が放送されたのだが、そのなかに輪島公一がカルメロ・ボッシに挑むJ・ミドル級タイトルマッチの映像があった。試合前、リング上で四方の観客に深々と頭を下げる輪島。

かっこいい。

グリーンのガウンを羽織った輪島のなんと魅力的なこと! もともと端正なマスクのいい男なのだが、その顔からは試合前の緊張だけでなく、挑戦者としての野心や不敵さといった、さまざまな表情を見てとれるのである。わずか2秒ほどのシーンだったが、近年テレビを見てこれほど痺れたことはなかった。

というわけで、ご想像どおり亀田親子の話になります。

具志堅用高の批判とそれに対する協栄ジムの反論が話題になっている。ボクシングは興行であるからして、マッチメイキングについてはどうこう言う気はない。ただ、テレビがらみの演出とはいえ、あそこまで分かりやすくショーアップしなければ視聴率がとれないという現実に悲劇を感じるのだ。ジムの会長や親父の方針はそれとして、亀田兄はかなり無理をしているのではないだろうか。彼はそれほど馬鹿とは思えないのだ。

輪島の映像のBGMは、ヘドバとダビデの『ナオミの夢』 でした。
 
 

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