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2006/07/28

へんな怪獣

わけあって、図書館で松竹の『宇宙大怪獣ギララ』(1967) なんて作品を借りてきて鑑賞している。ボニージャックスと倍賞千恵子がうたう主題歌(セリフつき) には驚かされたが、内容はわりと頑張っている宇宙SFであった。
 
ただねえ、かんじんの怪獣がねえ。

そのお姿がちょっと。ビデオパッケージの写真です。
 
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ギララ様。

千鳥足で家路につくお父さんのようです。映画のなかではもう全編暴れまわっていて、実は意外と凶悪だったりしますが。
しかし、口から出ている吐息みたいのはいったい何なのだろうか。なんだか酒くさい息を吐きかけてるみたいだ。

この映画も最近DVDになっている模様ですが、こちらのパッケージでは何だか妙に格好よく映ってて、ずいぶんとイメージが違うのである。だまされてはいけません。


さて、わたくしが毎号記事を書いております『荷風!』(日本文芸社)の第9号が発売になりました。
最新号は「新宿郷愁」と題して、一大歓楽街・新宿の今むかしを追った企画です。私も新宿に残る歴史的建築物からこの街の思い出をふりかえってみました。書店にありましたら、ぜひお求めいただければと思います。

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2006/07/20

靖国問題

昭和天皇、A級戦犯合祀に不快感

http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20060720-63381.html

NHK-BSで放送した「わが心のキャンディーズ」 を見ながら滂沱の涙を流していたら、昭和天皇のA級戦犯合祀に関する所感のニュースの第一報を見逃してしまった。
昭和天皇に限らず、ナチに目がくらんでお国の方針を誤らせながら、戦後も何ら反省することのなかった松岡に同情する人間はあまりいないと思う。

正直言って、このニュースに快哉を叫んでいる戦没者遺族も多いのではないか。自分たちを死地に追いやった東條らと一緒に祀られることを、戦没者が歓迎しているとはどうしても思えないのである。

このニュースに接するネット愛国者の方々の態度は見ものであった。「メモの紙が茶色く退色していないのはおかしい。捏造だ」 なんて言っているんだもの。歴史捏造、妄言と始終声をあげている、どこかの国の人々と言っていることが変わらないのだ。松岡白鳥のやったことから検証していくのが常道だろうに。88年に使っていた私の大学のノート、まだ真っ白だよ。 

でもね、ふだん与党が天皇を政治的に利用することを批判している護憲勢力の人たちが、ここぞとばかりにこのニュースに食らいつき、鬼の首を取ったように大騒ぎしているのもかっこ悪い話ではあります。

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2006/07/01

闘志をみせるということ

近所のファミレスで夜中に原稿を書く。

壁にモニターがあり、ワールドカップの中継をやっている。ちょっとしたパブリック・ビューイングである。もっとも、客は私を含めて3組ほどで、考えてみれば贅沢な空間であった。原稿に没入していたので全然見られなかったが、なかなか盛り上がっていましたな。モニターの前を通ってコーヒーを汲みにいくのに気をつかった。

NHKのBS放送で、『そう言えばあの時このうた』 という5分ほどの番組を放送している。映画や特番の前後に流すスキマ番組なのだが、これが実に楽しいのだ。1960~70年代のニュース映像とともに、その年にヒットした歌謡曲を流すのである(洋楽版もあります)。放映時間を調べて、このところすべて録画している。
先日は1971年の巻が放送されたのだが、そのなかに輪島公一がカルメロ・ボッシに挑むJ・ミドル級タイトルマッチの映像があった。試合前、リング上で四方の観客に深々と頭を下げる輪島。

かっこいい。

グリーンのガウンを羽織った輪島のなんと魅力的なこと! もともと端正なマスクのいい男なのだが、その顔からは試合前の緊張だけでなく、挑戦者としての野心や不敵さといった、さまざまな表情を見てとれるのである。わずか2秒ほどのシーンだったが、近年テレビを見てこれほど痺れたことはなかった。

というわけで、ご想像どおり亀田親子の話になります。

具志堅用高の批判とそれに対する協栄ジムの反論が話題になっている。ボクシングは興行であるからして、マッチメイキングについてはどうこう言う気はない。ただ、テレビがらみの演出とはいえ、あそこまで分かりやすくショーアップしなければ視聴率がとれないという現実に悲劇を感じるのだ。ジムの会長や親父の方針はそれとして、亀田兄はかなり無理をしているのではないだろうか。彼はそれほど馬鹿とは思えないのだ。

輪島の映像のBGMは、ヘドバとダビデの『ナオミの夢』 でした。
 
 

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