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2006/06/25

日帰り温泉

毎年恒例、エアコン修理のために行田の自動車工場へゆく。今回は妻も同行。工場の近くに温泉施設があり、帰りに寄ってみようという魂胆である。最近肩こりが激しいので、岩盤浴というやつをためしてみたかったのである。
浴衣を着て、広間に40分ほど体を横たえる。床はかなりの熱さであった。水分を多めに摂っていたので、汗が出ること出ること。案内の放送が流れている途中で爆睡し、何であの部屋で眠れるのかと妻に呆れられた。自慢じゃないが、私はいつでもどこでも3秒で寝てしまうのである。
都心部の施設と異なるのは、隣近所に高い建物がないこと。露天風呂に庇がなく、非常に開放的である。実に気持ちがいい。

車が壊れたら、また来てみよう。

http://www.dormy-spa.com/gyouda/

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2006/06/22

衝撃のラスト

パソコンを買い換えて10日ほどたった。

メーラーやブログその他の入れ替えが結構面倒で、ようやく落ち着いたところである。だらしない話で、パスワードや暗証番号を全部忘れているもんだから、すべて問い合わせをしなければならなかったのである。ADSLのルータは以前のままなのだが、接続がかなり早くなったのに驚いた。

新パソコンをいろいろチェックしていたら、DVDをコピーできることを発見。ここだけの話だが、家にあった黒澤明のソフト『椿三十郎』 をダビングしてみました。ありゃりゃ、きれいに複製できてしまうではないの。まずいなあ。
 
DVDプレイヤーでダビングした作品をチェックしていたら夢中になっていしまい、結局ラストまで見る羽目になった。クライマックスは三船敏郎演じる浪人・三十郎と、仲代達也の室戸半兵衛の決闘シーンである。長い長い間合いの後に一瞬で勝負が決まる、ご存知、映画史に残る名場面だ。
にらみあう三十郎と半兵衛。双方動かず、刀に手をかけることもなく、5秒、10秒と時間が過ぎていく。15秒、30秒、40秒。50秒。アレ?

画面がフリーズしている。

なんだこりゃ。ここまで調子よく焼けていたのに。私はあわててリモコンのプレイボタンを押してみた。どういうわけか一時停止になっていたようで、ポーズは解除され、ふたたび画面が動き出す。

半兵衛が倒れている。

その横で、ハアハアと肩で息をする三十郎。加山雄三の若侍が「お見事!」 と声をかける。
 
私は衝撃をうけた。何度再生しても同じ。長いにらみ合いの後、倒れている仲代のアップにつながるのだ。こんな話がありますか。書き込みエラーとは思えぬ、何とも前衛的なカット。

あのクライマックスのシーンだけ、何か特別なコピーガードがかかっていたのだろうか。謎である。

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SYOGUN

アメリカのTVムービー、『将軍』 の話の続きです。

イエズス会の宣教師、フランシスコ・ザビエルが来日してキリスト教を日本に伝えたのが1549年。ときは戦国時代だったが、大名から農民まで数多くの日本人がキリスト教に帰依している。どこまで本当か分からないが、ザビエルが最初に平戸の辻に立って説教を始めた直後から信者になる人々が殺到したというから、まあ有能な人物だったのだろう。
 
イエズス会はキリスト教のカトリックに属する。プロテスタントの伸張を目にしたイグナティウス・ロヨラという人が、「いやあ、俺たちカトリックは腐敗してたなあ。気を取り直してさ、いっちょ未開の国に行って布教してみようじゃないの」 と考え、その一党がアジアにやってきたのである。ロヨラの片腕となって働いたのがザビエルで、インドから中国、そして極東の島国にやってきた。日本に初めて伝わったキリスト教は、カトリックだったわけである。
このイエズス会、何人もの有力者を信者にしたのはいいけれど、ちょっとやりすぎてしまったんですね。大村純忠という大名は長崎を教会領として寄進し、イエズス会側もそれを当然のこととして勢力を広げようとしたものだから、のちに秀吉の怒りを買って大弾圧を受ける原因となります。

このドラマの主人公、ウィリアム・アダムスは、オランダ船に水先案内人として乗り組んだ人物。オランダはプロテスタントである。

学校で勉強したイメージが強いせいか、日本人は妙にザビエルに親近感を持ってしまうが、この映画ではイエズス会の宣教師が徹底的に悪く描かれている。主人公に意地悪するし、スペインの貿易船と手を組んで大もうけしているし。プロテスタントの国・アメリカの人々にはそのほうが受け入れやすいんでしょうね。
(最近は国内のヒスパニックが増加してプロテスタントの割合は減っているが、やはりカトリックよりは圧倒的に数が多い)

ちなみにこのオランダという国、のちに江戸幕府の役人にうまいこと言って、カトリックの勢力を日本から追い出すことに成功する。以後、幕府の崩壊まで250年以上、対日貿易の利益を独占したものだから、他のヨーロッパ諸国に毛虫のように嫌われることになった。それはそれは儲かったらしい。貿易の利を失うことを恐れるあまり幕府の屈辱的な扱いに耐え、天草の乱のときには、海上から船で一揆側を砲撃までしている。
(同じキリスト教徒なのに。これはずいぶん非難されたという)

『将軍』 で描かれているヨーロッパ人同士の対立と確執は、日本の時代劇では絶対に描かれないものである。もし機会があればご覧いただきたいと思う。TVムービーと馬鹿にしてはいけない。こういった面白みが、『ラストサムライ』 にはなかったんだよね。

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2006/06/19

ワールドカップ雑感

以前から思っているのだが、サッカーの日本代表を題材にしたスポーツライターの文章って、なぜか心がときめかないんですよね。他のスポーツのノンフィクションは好きなんだけどな。
まあサッカーという競技にあまり興味がないというのもあるのだが、書き手の方々がさまざまな言葉と表現で組み立てる物語と、実際の選手たちの姿がどうしてもシンクロしないためだと思う。
おそらく今大会が終わった後も、多くのライターの手によってあらゆるストーリーが生みだされるのだろう。確かに日本代表の戦いっぷりには不満を感じるが、物語の登場人物として好き勝手に料理される選手たちも少々気の毒である。

 
リチャード・チェンバレン主演の『将軍』 を久々にビデオ鑑賞。80年代にヒットしたアメリカのTVムービーを編集した作品である。17世紀初頭の日本に漂着したイギリス人、ウィリアム・アダムス(三浦按針) を題材にしたストーリーで、三船敏郎・島田陽子・フランキー堺らが共演している。石田三成を演じる金子信雄もいいし、宮口精二(!) 演じる老人の人物造形などは明らかに『七人の侍』 を意識していて楽しい。
海岸で釜茹でにされる西洋人の水夫だとか、背中に小便をかけて服従を誓わせる目黒勇樹とか、チェンバレンの風呂に裸で入ってくる人妻の島田陽子だとか(注)、やっぱりどこか変なシーンも多いのだが、チェンバレンの寝入りを襲う忍者が護衛の武士に取り囲まれ、「南無阿弥陀仏!」 と呟いて自決する場面などは、日本の時代劇に登場する忍びの者より数段リアリティがあった。
(ハイスピード撮影の逆回しで、天井裏に消えたりする忍者はいけません)

面白かったのが、当時の日本にいたキリスト教の宣教師たちの姿。宗派の対立をふくめ、劇中で実に丁寧に描いているのである。キリスト教文化圏の映画だけあって、さすがにこのあたりはうまいものだ。

 
次回に続きます。


 
注1…  この作品の島田陽子は凛々しく、そして可愛らしい。ヌードシーンをもっと拝めた記憶があるのだけれど、あれは宣伝用のスチル写真だったのだろうか。ちなみに亭主役は高松英男で、なかなかいいサムライぶりである。関係ないが、高松英男とタレントの大島智子(現・さと子) はよく似ている。

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2006/06/11

アポロは月に

イランでは69年米アポロ月面着陸は「映画」の見方

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_06/t2006060923.html

こんなニュースを発見したので、大喜びで2ちゃんねるを見にいく。以前から私は月着陸捏造伝説が大好きなのである。

いやあ、笑わせていただきました。ここ数年、着実にレベルが下がりつづけているこの掲示板ですが、本気で捏造説を信じる人々も多いのに驚かされた。「月面に立てた星条旗がなびいている」 なんてまだ言っているんだもの。
「40年近く前に行けたのに、どうして今行けないの?」 という、宇宙開発の関係者が聞いたら血の涙を流して口惜しがりそうな意見もある。

50~60年代の宇宙開発の歴史を理解するためには、科学的な意義とともに当時の国際政治についても振り返らなければならないわけで、捏造派の人々はやはり若いのか、「米ソ冷戦」 の意味と重要性をどうも理解できていないんだよね。まあ無理もないが。

JAXA(宇宙航空研究開発機構) が力の入ったQ&Aをつくっている。 トンチキな質問が実に多かったようで、まことに気の毒なことである。

http://moon.jaxa.jp/ja/popular/story03/index.html

ここを読んで納得できなければもう仕方がないのだが、2ちゃんねるの過去ログを集めたサイトもあって、こちらも面白いので紹介します。

http://www.geocities.jp/liniack245/faq.htm


私が中学生だった25年ほど前にも、宇宙開発の秘密を暴くというTV番組が放送されて話題になったことがある。月着陸どころか、アメリカは秘密で火星に基地をつくっており、人類の移住を計画しているというものだった。「月に行ってない!」 という後向きな都市伝説より、あのほうが気宇壮大で楽しかったよ。

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2006/06/01

はやまった

壊れたと思われたパソコン、筐体をあけて異音を発しているフロッピードライブの電源を抜いたら静かになった。ほかはまったく正常に作動しているようだ。
 
うーん、新しいパソコン買っちゃったよ。FDドライブ、外付けタイプのやつなら持っているんだよね。よく確認しなかった自分の責任とはいえ、なんだか損した気分である。年をとって人間がケチになったせいか、以前ほどこういった買い物を楽しめなくなってしまいました。

運動不足解消のため、市営プールに行きクロールの練習。ゆったり泳げるようになりたいのだが、むかしから妙に力んでしまい、25メートル泳ぐとヘトヘトになるのだ。
船が沈没して海に投げ出されても、救命ボートが30メートル先だったら死んでしまう。この5・6年ずいぶん海で遊んだが、フィンがないと全然泳げないというのが情けない。

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