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2006/02/13

ピンボールの魔術師

 
 
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20060213/060212220842.6qgdy9hi.html

チェイニーもチェイニーだが、ホイッティントンさんももう殺生はやめましょうや。そろそろお迎えも近いんだし。
 
 
以前HPの日記に書いた話。

何回目かの韓国旅行で、初めて銃を手にした。一回経験したら、もう一生触れることはないと思ったのだ。ソウルオリンピックで使用された射撃場で、競技用の22口径を撃ち、コルトの自動拳銃を撃ち、マシンガンを撃った。
マシンガンの弾は30発。あっという間に撃ち尽くし、標的にはパンチ穴のような弾痕が3ヶ所だけ残っていた。

「お兄ちゃん、ピストルは上手かったけど機関銃はダメだねえ」

後ろで見物していたパンチパーマの男が声をかけてきた。薄いサングラスをかけた日本人だった。連れが2人いて、3人とも40代前半くらいの年恰好である。誰がどう見ても、ある種の商売の方々であった。予想に反し、彼は分かりやすく説明した。

「右から薬莢が飛び出るだろ? その反動で銃が左向いちゃうのよ。しっかり握ってなきゃダメだ。弾がみんな左の壁のほうに飛んでってたよ」

男は私に続いて射台に立ち、腰を落としてマシンガンを構えた。30発の弾丸は数回に分けて発射され、そのほとんどは標的の中心部に命中していた。連れの2人は腕を組み、無表情に眺めている。
銃を置いた男は、耳栓を外しながら私に振り向き、にやりと笑って言った。

「練習しなけりゃ、ちゃんと使えるようにならない」

振り返るとパンチパーマの男がさらに数人、先客に会釈しながら場内に入ってくるところだった。

私は射撃場を後にした。以来、銃器に触れたことはない。

 
おそらくこれからも触れることはないと思う。 
 

ビデオに録画しておいた映画を2本、早足で鑑賞した。ケン・ラッセルの『トミー』(1975)と、紀里谷和明の『CASSHERN 』(2004)である。
どうして今時分トミーを放送するのかと思ったら、舞台にかかるんですね。芝居は未見なので偉そうなことは言えないが、映画の『トミー』 を再見するのは、もうかなり辛いです。フーは好きだし、ケン・ラッセルの作風も嫌いではないのだけれどね。『さらば青春の光』 は、小恥ずかしいながらもまだいけるんですが。
この映画の白眉はロジャー・ダルトリーでもクラプトンでもなく、何といってもPinball Wizard のエルトン・ジョンあります。タキシードを着て、「ダイアナ元英皇太子妃に捧ぐ」 なんて歌っている姿の1万倍は格好いい。

評判の悪い『CASSHERN 』 ですが、唐沢寿明演ずる悪役とはじめて対峙するあたりまでは楽しめた。原作のアニメーションは見たことがないので、それほどキャラクターや世界観への思い入れはないのだ。
でもまあ、映画を作るってのは難しいものですね。ストーリー上のお約束がどれだけ大切なのか、勧善懲悪の馬鹿馬鹿しいハリウッド映画がどうして安心して観られるのかなど、いろいろ考えさせられました。

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