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2006/01/28

読んでから見るか、だっけ

今朝のニュースによると、札幌でもスイカが使えるようになるそうです。

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060128&j=0024&k=200601280591
(北海道新聞)

ちなみに、JR西日本のICカードシステムは『ICOCA』(イコカ) って言うんですよね。これは以前から絶妙なネーミングだと思っております。
今回のカード、JR北海道でも独自の愛称をつけるのだろうか。語呂合せにはならないけれど、アイヌ語で北海道らしく、『PILICA』(ピリカ) なんていいと思うのだが。

 
 
 
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正月に、『野性の証明』(1978) を20年ぶりに鑑賞する。角川映画全盛期の作品で、監督は佐藤純彌。

出演している俳優陣の層の厚さに感心させられた。三国連太郎の悪役っぷり(注1)、梅宮辰男や成田三樹夫の東映映画を思わせるヤクザっぷりなど、実に見ごたえがあるのだ。悪徳警官を演じる中丸忠雄(注2)も味わい深く、朴訥な青年から豹変する原田大二郎にもしびれた。懐かしさだけでレンタルしたDVDだったので、正直言ってそれほど期待していなかったのだが、次々と癖のある役者たちが登場するので画面に引きこまれてしまった。

ストーリー自体は、社会派映画風の前半(悪くない)と、春樹先生の妄想力が大爆発してしまった後半のアクションとのギャップが激しすぎて、おかしな仕上がりである。もっとも原作そのままではとうてい娯楽映画になるとは思えないので(注3・ネタバレあり) 、それなりのカタルシスを味わえるあの改変も正解だったのだろう。

このところ話題の映画、『男たちの大和』は、角川春樹・佐藤純彌コンビの作品らしい。知人のライター、西牟田靖さんが感想を書いているのを読んで、観に行こうか考えている。20世紀末を怪作『北京原人 Who are you?』(1997) でしめくくった職人監督・佐藤純彌の仕事ぶりやいかに。


 
 
注1 … 中央政界の大物ではなく、地方都市の実力者という役どころが憎い。傲慢さと卑屈さという、自身の本質的な部分をさらりと演じているのだ。スーさんはもういいから、こういう芝居を見せてください。
 
注2 … 『独立愚連隊』(1959)の将校役が大好きなのですが、顔にノイズを発しながら無表情で田舎道を疾走する『電送人間』(1960) も素敵です。

注3 … 原作では高倉健がウィルス(?)に感染して発狂し、斧を振り回して大量殺戮。薬師丸ひろ子が、「あの人が父を殺した」 と指摘するところで終わるのだ。健さんに斧を渡す夏八木勲の刑事も、同じウィルスに脳を侵されていたことが後日談として付け加えられる。
(分かりやすく映画の配役で説明しました)

森村誠一作品には陰鬱な内容のものが多いが、いくらなんでもこれでは後味が悪いよ。
 
 


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