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2005/12/15

ファミリーレストランにて

学期末の仕事も一段落したので、ファミリーレストランで企画書を作成。午前中のファミレスは空いていて、ノートパソコンを気がねなく使えるのでありがたい。

しばらくすると、近くのテーブルに三人の女性客がやってきた。近所の主婦らしく、それぞれ幼児を連れている。保育園の帰りだろうか。
タバコをふかしながら話に夢中の母親たちを離れ、兄弟らしい2人の男の子が店内を駆け回り始めた。土足で椅子に上がり、よそのテーブルの下に潜りこんでごにょごにょと寝転がっている。よく目にする光景だが、こういうときに遊びまわる子供に対して声をかける店員はまずいない。

母親は子供のほうをろくに見もせず、癇にさわる大声で何度もやる気のない注意を繰り返す。子供連れの外出は大変なのはわかるが、私はこの手の「注意しているということを周囲の人に聞かせるため」 だけの叱責は大嫌いである。だいたい小さい子供に「○○ー(名前)、やっていいことと悪いことがあるでしょー」 なんて間延びした声で怒っても、言うことを聞くわけがないのだ。

こういう場合は退散するに限るので、私は手早く会計をすませて玄関のドアを開け、駐車場の車に向かった。

ふと振り返ると、すぐうしろにチビ兄弟が立ち、こちらを見上げている。後ろをついてきたらしいが、小さくて視界に入らなかったのだ。何だ何だこいつら。

私は黙って車に乗り、エンジンをかけた。すると二人は運転席のドアに駆け寄り、窓の向こうで満面の笑みを浮かべてぶんぶんと手を振りながら私に挨拶した。

「バイバーイ~」
「また明日ね~」

  
 
 
 
か、かわいいじゃねえか。
 

街道脇の駐車場で遊びまわっていたら危なくてしかたがない。おれはお前らの友達じゃないぞとつぶやきながら、私は2人の手を引いて店内に戻った。顔見知りのウェイトレスに事情を話し子供を預けたが、こっちをちらちらと見ている母親からは何の挨拶もなし。

何だかなあ。

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