« ライトアップってそんなにいいですかね | トップページ | ファミリーレストランにて »

2005/12/05

懐かしいドラマ 『終わりに見た街』 

出先で携帯電話を落とし、操作不能になった。恐らく敷石か何かにぶつかったのだろう、操作部に大きなくぼみができて歪み、ボタンが動かなくなってしまったのだ。
私の使っているのはPREMINIというえらく小さな機種で、どうも筐体が金属製らしい。ボディがプラスティック製なら、ヒビが入るぐらいで使えなくなることはなかったのだろうが。
近所のドコモショップにもってゆくと、修理に10日くらいかかるとのこと。どうしようかと考えていたら、その間データを移植した携帯電話を貸すという。なるほどね。

 
録画しておいた山田太一のドラマ 『終わりに見た街』 を鑑賞。平凡な家庭が大戦末期の日本にタイムスリップするという寓話で、20年ほど前に放送されたドラマのリメイクである。旧バージョンで主役だった細川俊之となべおさみの役を、今回はそれぞれ中井貴一・柳沢慎吾が演じている。

今回のドラマ化でも、オリジナルのラストシーンを踏襲しているところに山田太一の意気を感じる(あのラストは当時かなり話題となった)。しかし米ソ冷戦も歴史のエピソードとなってしまった現在、あのころの日本人が心のどこかで感じていた全面戦争の恐怖や終末感をそのまま映像にしても、若い視聴者にそれがうまく伝わったかどうかは疑問である。変貌してゆく子供たちの描写は、前作同様皮肉がきいていて楽しいが、あのラストをみても「ああ、SFね」 くらいの感想しかもてなかった人が多いのではないだろうか。

思えば冷戦期を生きた人々の戦争に対する恐怖感は、大地震をはじめとする天災に対するそれに近かったのである。『戦争が始まったら、もう自分も家族も友人知人も学校も会社も何もかもおしまい』 という思考停止的感覚は、今はないですもんね。 
 
威勢のいいネット愛国者が増加するのも無理はないよ。
 


 
 

|

« ライトアップってそんなにいいですかね | トップページ | ファミリーレストランにて »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/81538/7482226

この記事へのトラックバック一覧です: 懐かしいドラマ 『終わりに見た街』 :

« ライトアップってそんなにいいですかね | トップページ | ファミリーレストランにて »