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2005/10/04

学園祭の季節

近所にある大学の学生たちが、学園祭のバザーに出品する不要品を募って近隣を駆け回っている。毎年恒例の光景だ。

あまりこういうことを言いたくないが、この大学の連中、揃いの半被なぞ着こんで威勢がよさそうに見えるのだけれど、モノをあげてもしっかり礼が返ってきたためしがないのである。品物を受け取ると下を向き、人の目も見ずに、もごもごと何か呟いて持ち去るだけの学生がほとんどなのだ。そりゃ不要物を持って行って貰っているわけだけどさ、それを売るんだろ君たち。
彼らが配布している不要品募集のチラシもずいぶん失礼なもので、「食料品は不可」 とか、「○○は可」 などとでかく書いてある。善意でモノを提供してくれる相手に向かって「可」「不可」 はないだろうよと思う。

まあ学生相手にカッカしても仕方がない。しかし、自分が大学生のときもあの程度だったのかなと思うと気が重くなる。客商売をしてたから、もうちょっと挨拶はできたと思うけどなあ。

そうこうしているうちに、わが家にもやってきました。ドアをあけると小柄な学生が一人で立っている。
私は彼に品物を手渡した。いただき物で全然使っていないものがあったのだ。それほど安くはないが自分では絶対買わないような商品。処分しようにも売れないが、捨てるのもちょっと、いった類のシロモノである。
 
半被を着たこの学生はにこやかに笑い、「ありがとうございます!」 とお辞儀をした。結婚以来、毎年何かしら寄付をしているのだが、しっかり感謝の意をあらわした学生は今回が初めてであった。 

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ハーラン・エリスンの短編集『世界の中心で愛を叫んだけもの』(ハヤカワ文庫) を再読する。『101号線の決闘』 が秀逸。

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