« チェッカーズの夏 | トップページ | 織田裕二って人は »

2005/08/14

思わぬ発見

録画しておいた『男はつらいよ 望郷篇』(1970)を鑑賞。前半の緊張感がすばらしい。傑作である。

この映画で、寅次郎は舎弟の登とともに北海道を訪ねるのだが、札幌のシーンであるものを発見して驚いてしまった。大通りを俯瞰するカットの次に路面電車が映されるシーンがあり、そのとき画面左手に古い建物が見える。
この建物は南一条巡査派出所といい、「赤レンガの派出所」 として札幌市民に親しまれていた名物建築なのだ。明治44年(1911)の建築である。創成川のほとりで60年間現役の交番として使用され、この映画の公開翌年に建て替えられた。

でもこの建物、今でも見ることができるのですね。

s-sap


この写真は、5年前に出版した拙著『たてもの野外博物館探見』(JTB) の取材で撮影したもの。札幌郊外に設けられた博物館・北海道開拓の村に、移築されているのです。寅さん映画で現役の頃の姿がみられるとは思わなかった。
ビデオやDVDをお持ちの方、興味があればこの写真と見比べてみてください。寅が警官に道を尋ねています。映画では大きい建物の一部にも見えますが、なかなか可愛らしい建築なのです。

|

« チェッカーズの夏 | トップページ | 織田裕二って人は »

「歴史・建築」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/81538/5455507

この記事へのトラックバック一覧です: 思わぬ発見:

» 長山藍子 -男はつらいよ 望郷篇- [ぐぅちゅえんの見たり読んだり]
寅さん失恋、5発目。 男はつらいよ 望郷篇 5代目マドンナは、長山藍子。 失恋らしくなってきた。 ここまでは、寅さんがマドンナに 想い入れている描写が、 もうひとつだったように思う。 今回は違う。 寅さんの勘違いがよくわかる。 そして、さくらの心配。 パター... [続きを読む]

受信: 2005/09/29 06:22

« チェッカーズの夏 | トップページ | 織田裕二って人は »