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2005/02/20

岡本喜八が死んだ

DSC03863『独立愚連隊』(1959) をはじめて観たのは高校のときだったか。日本では珍しいというか、おそらく唯一の娯楽戦争アクション映画である。コメディ色の強い続編より、こちらのほうが好きだ。

この手の映画が苦手な人でも、発狂した三船敏郎と、全編にわたって登場する慰安婦たちの姿だけでも観る価値があります。何人かはちゃんとチマチョゴリ着てるし、もう身もフタもない描写。反戦をナマで語る凡百の邦画が束になってもかなわぬ凄みがある。
来月公開される潜水艦の映画もそうだが、日本の戦争映画はどうして戦争の悲惨さや、戦うことへの疑問をいちいちセリフで説明しようとするのかね。そのへんを観客に判断させるのが恐いんだろうな。

ずいぶん前、NHK-BSで正続二作が放送されると予告されたことがあったが、直前に放送中止となった。おそらく慰安婦の扱いに対するクレームでもあったのだろう。好むと好まざるにかかわらず、あれはあれでひとつの事実なのだが。

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» 七色の貌を持つ男〜鬼才の死を悼む [酔生夢死浪人日記]
 19日、岡本喜八監督が亡くなった。冥福をお祈りする。重いテーマを見事に捌き、軽妙な作品に仕上げる鬼才だった。  若い頃、名画座やオールナイトで手当たり次第... [続きを読む]

受信: 2005/02/21 02:51

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