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2004/12/31

テレビを買いに雪を漕ぐ

ごまかしごまかし使っていたTVが、ついに本当に壊れた。

実は数日前から音声しか出ていなかったのだけれど、何日かほっておくと、どういうわけか復活したりしていたのである。今度は電源が入らないのでダメだ。通販その他で代わりのTVを探していたのだが、晦日に駄目になるとは思わなかったよ。

NHKのゆく年くる年を愛するわたくしとしては、今日じゅうに買いに行かねばならぬ。煮物をつくる妻を家に残し、ますます強まる雪の中、近所の家電量販店に向かったのであった。
あちこちで車が立ち往生している。私もこんな大雪の日に運転したのははじめてである。そろそろと車を走らせたが、すぐ後ろに妙に車間距離をとらない車がやってきて、恐くてしかたがない。追突され、正月をムチ打ちのギブスをはめて過ごすの嫌だ。

駐車場から家までは、でかい箱をかかえて傘もさせず雪まみれである。遭難するかと思った。

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2004/12/29

津波の恐怖

pipi1
Ko pipi Jan. 2000

 
中学校の地理の教科書には、「災害の多い日本列島」 というページがある。地震や火山の噴火、津波、台風、高潮など、この国に多くの犠牲をもたらしたさまざまな災害について教える項目だ。
7・8年前から、授業でこの内容にふれるときに必ず話していることがある。

「砂浜で遊んでいる時に地震を感じたら、すべてを捨てて海と反対の方向に全速力で走りなさい」 ということである。そしてこうつけ加える。

「海の水がどんどん沖へ引いて行くところをぼんやり見ていたら、それは恐らく君が見る人生最後の風景になるだとう」 と。

「Tunami」 が国際語となっているということを今回の報道で知った方も多いと思うが、日本は世界有数の津波被害国である。最初は笑って聞いている生徒たちも、明治29年に三陸海岸を襲った大津波(岩手県だけで死者20000人を超えた) や、奥尻島の惨事や、太平洋を越えて襲ったチリ地震津波の話を聞くと神妙になってゆく。過去多くの日本人が津波の被害を受け、それが現在の防災体制につながっているということにも触れる。
「地震が発生しました。海岸部の方は念のため海から離れて下さい」 というニュース速報の常套句が、多くの人々の犠牲から生まれたことを子供たちに知って欲しい。海遊びを愛するようになってから、その思いはさらに強まった。

今回の悲劇を目にして、正直呆然としているのである。4年前の年末年始を過ごした、タイのピーピー島の惨状を見るのは本当につらいのだ。壊滅的な被害を受けた島の中央部は商店や安宿が集中し、バックパッカーが多く集まる場所だった。ツアー旅行ではない日本人もかなりいたと思われるが、その生死を完全にチェックすることはまず不可能だろう。ここにいた日本人が10人や20人ということは絶対にない。

ニュースを見ていてひとつ気づいたことがあった。
津波を知らない現地の人々が無防備だったのは仕方がないが、滞在している日本人の中にも津波に対する知識の薄い人々が多いらしいということである。これには驚いた。
子供連れの観光客が、沖合いに急速にひいてゆく海水を、「海の水がへっていまーす」 といいながらいつまでもビデオ撮影していて、その映像をニュースで流している。TVを見ていて鳥肌が立った。次になにが起こるかを知らず、波がやってくるまで逃げないのである。日本で津波のニュースを見たことがないのだろうか。地震速報のたびに繰り返される津波という言葉に、一度も関心をはらったことがないとしか思えない。

津波は怖い。本当に怖いのである。大人たちが率先して知識を持たないと。

 

tunami
吉村昭 『三陸海岸大津波』 (文春文庫)。
5月7日の日記でも触れましたが、おそらく今回の災害で増刷されると思われます。書店にあったらぜひ購入して下さい。
日本人必読の書だと思います。


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2004/12/24

車検整備の旅

車検整備が終わり、行田までBXをとりにゆく。湘南新宿ラインができたので、新宿から行田まで乗り換えなしである。体調がよろしくないので、グリーン車で1時間寝て過ごす。
帰路は実に快適。何度も言うがこの車、調子がよいときにはもう夢のような乗り心地なのである。

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2004/12/23

来客前の大掃除

先日結婚したU夫妻が来訪。奥様も素敵な女性で、楽しいひとときを過ごす。
しかしまあ、部屋をきれいにするにはお客をよぶに限りますね。朝から必死で片付けをする。

ハネムーンで行ったモルディブの写真を見せてもらった。ワンアイランド、ワンホテルの本格的リゾートである。南の海は好きだが、そういう場所には行ったことがないので羨ましい。

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2004/12/18

小松左京ふたたび

小松左京の短編集をまた借りてきた。この作品集「召集令状」(角川文庫)は表題作のほか、「戦争はなかった」「春の軍隊」「地には平和を」 など、戦争関係の傑作短編が目白押しである。「戦争はなかった」 は、TVドラマ「世にも奇妙な物語」 のなかの一編として映像化されているらしい。

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2004/12/17

蒸気船は乗り心地がよかったろうな。

仕事を終え、そのまま行田へ。BXの車検である。工場の社長と相談し、悪いところをみな直してもらうことにする。意外と安くすみそうだ。
走行距離も80000キロ近くなると、部品の劣化が目立ってくるのである。ここをうまく乗り切れば、さらに長く乗り続けることができる、はずなのだが。

帰路、電車で「商船戦記」 の続きを読む。
戦前、大西洋航路では客船のスピード競争が盛んだったが、どれもこれも信じられない速度で大西洋を横断していることに驚かされる。カッサンドルのポスターで名高いフランスの巨船ノルマンディ号をはじめ、平均30ノット超のスピードで4日間走りつづけているのである。

沖縄・八重山諸島を行き来するあの軽快な高速船より、全長300メートル・80000トンの蒸気船のほうが速いというのがどうしても理解できない。

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2004/12/16

向島界隈もマンションラッシュでした

写真家のジョンソン氏と東京めぐり。
向島から浅草・東上野にかけて、路地から路地へと5時間あまり歩き回り、足が棒になった。

大内建二「商船戦記」(光人社NF文庫)を読む。第2次大戦に徴用された各国の商船にまつわるさまざまな逸話をまとめた本だ。
巻末に大西洋航路の豪華客船の話がでていたので何気なく購入したのだが、その他のエピソードも非常に面白かった。「ハリファックス大爆発」(注) の話にも一章が割かれている。

注…   カナダ北東の港町ハリファックスで1917年に起こった、史上最大の火薬爆発事故。細長い湾内で輸送船同士が衝突し、一方の船に積まれていた2500トンの(!)火薬が爆発、市街は爆風と火災・津波で壊滅した。

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2004/12/09

日本SFの大御所はいまいずこ

小松左京『物体O』(ハルキ文庫)を読む。懐かしい。

中学・高校の頃、ずいぶん日本のSF小説を読んだが、突拍子もないアイデアを話にまとめていく力技では、やはり御大にかなうものはない。
(私が一番愛したのは実は筒井康隆なのだけれど、20代後半からどうも再読できなくなってしまった)

国産SFは、その後ファンタジーが主流になってしまったので全く読まなくなったが、小松の短編は再読に耐えうるものも多い。40年前に地球温暖化を題材にしている短編があるのだ。

turkey












ターキーは飲みやすいね。

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2004/12/06

マックのプチ情報操作 その2

きのうの続き。

マック最強の食材は、やはりポテトなのであった。チラシではさりげなくそのへんを誤魔化していたのでした。マックフライポテトのポテトのMサイズは420kcalである。

ちなみに、ビッグマックとポテトのM、シェイクを組み合わせると、1257kcal となります。おにぎり5個半分のカロリーですね。大々的に載せたくないのも無理もない。

このチラシがいつから使われているのか知らないが、マックのハイカロリーぶりがアメリカでさんざん指摘されて裁判沙汰となり、それを揶揄するドキュメンタリーも日本で公開されるとあって、会社としても黙っているわけにはいかなかったのだろう。
製作スタッフの苦心がしのばれる。チラシのタイトルがまた苦しいのだ。

「おいしいものほどカロリーが気になる!?」 

とあって、続いて小さく 「あなたが毎日を健康を過ごすためには、カロリーなどの栄養が必要です」 と書いてある(本当に字が小さい)。まあ、カロリーも栄養の内なんだろうが、こういう表現はあまり目にしたことがない。
この会社の名誉のためにつけくえると、チラシの裏には、一応すべてのメニューのカロリーが一覧表で載っているのである。客は自分の食べたメニューのカロリーの総計を計算することができる。でも、ポテトの油や食べこぼしで汚れたチラシをひっくり返してまで見る客はあまりいないだろうよ。よく考えてるね。

いまさらローカロリーを売り物にするメニューは出せないだろうし、少し気の毒な気がしないこともない。しかし、「就学前のお子さまの1日に必要なカルシウムの8割が、マックシェイクひとつで摂取できる」 と謳うのはやめたほうがいいと思う。馬鹿な親が毎日飲ませるぞ。

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2004/12/05

マックのプチ情報操作 その1

久々にマクドナルドで昼食。
トレイのチラシがなかなか面白くて熟読した。マックのメニューのカロリーが、イラスト入りでさまざまな食品と比較してあるのである。

ホットドッグ   201kcal (以下、右から4つの食品が並ぶ)
にくまん    201kcal
たこやき    270kcal
ハンバーガー   241kcal

カップめん   364kcal
カレーパン    327kcal
ネギトロ巻   347kcal
フィレオフィッシュ 340kcal

自社製品のとなりに、ほんの少し高めのカロリーの食品を並べるところが可愛らしい。
セットメニューも紹介していて、牛丼909kcal のとなりにビッグマックセット876kcal とある。チーズバーガーゼットは561kcalだ。

小さな写真をよーく見ると、ビッグマックのセットはナゲットとコーヒーが組み合わせてある。チーズバーガーのほうはサラダとOJだ。

うーん。大半の客はこういう食べ方しませんよね。

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